2018年11月16日金曜日

北陸産婦人科内分泌フォーラム

20181115() 、北陸産婦人科内分泌フォーラムがKKRホテル金沢で開催されました。

まず一般演題として3演題発表があり、いずれも活発な議論が交わされました。特別講演は大分大学医学部産科婦人科学講座 教授 楢原久司先生をお招きし「子宮内膜症の病態と治療法を探る-私たちの研究から見える新たな展望- 」の題でご講演を賜りました。朝霧に包まれた湯布院盆地の景観を月経血の貯留したダグラス窩に、内膜症に罹患した女性を湯布院辻馬車に例えながらのユーモア溢れるご講演で、子宮内膜症発生要因に関する新たな知見を明快にご教示していただきました。医局員たちは皆、何かしら今後の研究につながる知識を得た様です。



その後、恒例の会食となりました。北陸の海の幸と日本酒で場は大いに盛り上がり、楢原先生の趣味の域を超えた一面に関しては大変驚かされました。0.74という魔法の数字に関してのお話は大変興味深く、気になる方は次のエンドメトリオーシス学会に是非参加してランションセミナーに参加してください。




スペシャルゲストとして参加いただいた久具宏司先生には毎年学生講義をしていただいています。最新産婦人科用語集の久具先生のコラムを一気読みしましたが目から鱗でした。(特にの部分)

講演・会食ともにとても楽しく充実した夜になりました。


文責:細野

0 件のコメント:

コメントを投稿