2018年2月14日水曜日

石川プラスワンセミナー開催報告

先週土曜日(2018年2月10日)に金沢大学附属病院CPDセンターにて石川プラスワンセミナーのハンズオンの部が開催されました。このセミナーの目的は、産婦人科の講義や病院での実習で感じた産婦人科の魅力に、さらにもう1つ(プラスワン)、魅力を強く伝えることです。ハンズオンセミナーでは、分娩・内診、超音波、腹腔鏡の3つのブースで実習を行いました。
金沢大学より5人、医科大学より3人の医学部生が参加しました。


分娩ブースの様子


分娩・内診ブースでは正常経腟分娩の介助、吸引分娩、双手診・クスコ診などの内診手技を実習しました。

超音波ブースの様子



超音波ブースでは実際に臨床で使用している超音波機器を用いて、「ファントム」シミュレーターでの胎児超音波実習、また「Scan Trainer」を用いての経腹および経腟超音波を行いました。

腹腔鏡ブースの様子




腹腔鏡ブースではバーチャル・リアリティシミュレータで腹腔鏡およびダヴィンチの実習を行いました。ドライボックスを使用した鉗子の動かし方の実習も行いました。

実習の後は、金沢駅前に移動して北陸GOGオープンカンファレンスに参加しました。実習で体を動かしたあとに、産婦人科の症例や研究についても触れ合うことができたと思います。

あっという間に時間が過ぎてしまいましたが、産婦人科の魅力を十分に伝えることができた半日だったと思います。受講生からの評価もとても高く、またこのような会を是非実施できればと思っています。