2020年2月26日水曜日

婦人科手術学会の金沢開催が決定!!

第42回日本産婦人科手術学会(京都)
2月22日(土)~23日(日)、メルバルク京都で第42回日本産婦人科手術学会および第8回日本婦人科ロボット手術学会が、コロナウイルスの影響で中止も噂されましたが、無事開催されました。スタッフマスク着用、発表者へのマスク着用許可、随所へのアルコール消毒設置など、万全の対策がとられていました。当科からは水本医局長が「改変経腹膜アプローチLeft Dome Formation法による腹腔鏡下左側傍大動脈リンパ節廓清の試み」の演題発表を行ない、藤原教授がシンポジウムの座長を務めました。今回大きなニュースとして、2年後の第45回手術学会の金沢開催が決定しました!!

夜は藤原教授行きつけの高級中華料理を堪能しました。料理が美味しいのはもちろんですが、瓶詰めの紹興酒(10年もの)というなかなか貴重なお酒をいただきました。
スタッフの方がグラスに注ぐ姿が格好良く、盛り上がりました。

その後、教授の馴染の飲み屋で2次会を行ったあと、ホテルの部屋で手術ビデオを見ながら術式に対して深夜遅くまで議論しました。

とても有意義な2日間でした。2年後の金沢開催も有益な学会となるよう、医局員一丸となり、頑張りましょう。まずは学会に入会します。

藤原先生誕生会


2月13日医局で水本医局長幹事のもと藤原先生の還暦+1年の誕生会が開催されました。
相談事があると教授を医局に呼び出し、「ハッピバースディ」の合唱とともにサプライズで誕生日をお祝いしました。初めはそれほど「喜び」がみられず、呼び出されたことにややお怒りかと恐れていましたが、その後の話ではとても笑顔でケーキを食べていたと聞き、みな安堵しました。藤原先生、お誕生日おめでとうございます。

2020年2月17日月曜日

第3回石川プラスワンセミナー

202028()
本日は石川県が主催の石川プラスワンセミナーが金沢大学病院4F宝ホールで開催されました。

【石川プラスワンセミナーとは】
毎年石川県内の医学生を対象に産婦人科に興味を持ってもらいたいという思いを込めて、分娩、内診手技、超音波、腹腔鏡などの手技を実際に若手産婦人科医がトレーニングするのと同様の器具を用いてトライしていただく、plus one projectというイベントのことを指します。例年医学生に参加していただき好評を得ており、今年も引き続き開催しました。
産婦人科の魅力にさらにもう1つ(プラスワン)、魅力を強く伝えることが目的です。

【全体のスケジュール】
開会式 13:00
アイスブレーキング 13:1013:30
実習① 13:3014:4070分)
実習② 14:5016:0070分)
記念撮影 16:00
移動 16:20
打ち上げ 20:30


今回は金沢大学から6(5年生4人、4年生1人、3年生1)と金沢医科大学から5(5年生3人、4年生2)の計11人が参加してくださいました。
産婦人科への興味は人それぞれですが、産婦人科がどのような診療科で、実際にどのような手技があるのかを知ってもらえるということは、私たち産婦人科医師にとってはとても嬉しいことです。

さて、まずは今回の総監督を務めてくださった飯塚先生と、周産期センター長の小野先生よりお話がありました。
皆さんやはり最初だからかやや緊張気味の面持ちです。
そこで行われたのがアイスブレーキング。
「産婦人科」の良いイメージ、悪いイメージを思いつく限り書き出してもらいました。


・良いイメージ
女性の生涯に関わることができる。
給料が良い
研究が面白そう
・悪いイメージ
忙しそう。休みがなさそう
訴訟が多い
男性医師は敬遠されそう

などなど、産婦人科に対するイメージは様々なようです。
これに対して我々産婦人科医が一つ一つ答えていきます。産婦人科は休みがなさそうというのはよく聞くイメージですが、実はそんなことはなく、子育てをしている女性医師の方でも働きやすい環境です。

アイスブレーキングが終わったあと、実習に移ります。
分娩介助の仕方や吸引・鉗子分娩の実習、最新機器を用いた胎児超音波のシミュレーションには学生さん達も興味を持って取り組んでくれたようです。
また腹腔鏡シミュレーターはなんと8台もあり、1人1台を使用して贅沢に時間いっぱい手技に励みました。




今年は市立敦賀病院の研修医1年目である加戸先生もチューターとして参加してくれました。短い時間でしたが教える楽しさも感じてくれたことでしょう。
めいいっぱい実習を堪能したところで惜しくも時間となりました。
最後は全体で記念写真。

実習が終わった後タクシーで移動し北陸G O G(北陸婦人科腫瘍研究会)に参加しました。
地方会とはいえ北陸中の産婦人科医が集まり、婦人科腫瘍に関して活発な討論をしました。
特別講演も聞いた学生さんから金沢大学の松岡先生の発表に対してたくさん質問があり、基礎研究に興味を持って積極的に質問をする様子から、学生さんのレベルの高さにびっくりしました。

さて、懇親会、二次会に移動です。後は真面目な話からくだらない話まで色々なことを楽しく話しました。

今回で産婦人科に関して少しでも興味を持ってもらえたなら本当に嬉しいです。

次回は6月に北陸連合で、今回よりもさらに大きな規模のプラスワンと地方学会が行われます。
この記事を見て興味を持ってくれた方はぜひまた参加してください。
我々産婦人科医一同、心よりお待ちしております。

文責:野村