2022年7月20日水曜日

エチコン婦人科セミナー(2022年7月9日)

 7月9日にKKRホテル金沢でエチコン婦人科セミナーが開催されました。基調講演では水本先生が座長を務められ、山形大学の松川淳先生と総合南東北病院/福島県立医科大学の遠藤雄大先生が「技術認定取得への道~ハーモニックvsエンシール」のテーマでご講演されました。お二人の腹腔鏡手術への熱い思いが伝わる内容で、非常に刺激になりました。

  特別講演では藤原教授が座長を務められ、新潟大学の磯部真倫先生が「ハーモニックの安全使用と教育~新潟での8年間の経験から~」の題でご講演されました。まだ専攻医という立場からでも興味深いお話で、次回腹腔鏡手術に入る日が楽しみです。さっそく磯部先生の著書を購入しようとほしいものリストに控えました。

腹腔鏡手術のスペシャリストが集まり、地域の枠を超えて白熱したディスカッションが交わされました。Web上から視聴された方も多いと思いますが、オンラインでも熱い雰囲気が伝わったことでしょう。

第9回北陸周産期生殖医学研究会(2022年7月7日)

 7月7日(木)にホテル金沢で第9回北陸周産期生殖医学研究会が開催されました。藤原教授が座長を務められ、演者として熊本大学大学院生命科学研究部産科婦人科学講座教授の近藤英治先生をお招きし、「幽霊の正体見たり産科出血」の題でご講演いただきました。

 興味深い演題でどのようなお話が聞けるのか楽しみにしていたのは私だけではないでしょう。近藤先生が経験された症例や分娩後出血の対応アルゴリズム、新しい子宮内バルーンシステムについてお話いただき非常に勉強になりました。産婦人科医として働く上で産科的危機出血は避けて通ることはできないと思いますが、恐れずに対応できるよう今回のお話を胸に刻みたいと思います。近藤先生、遠いところお越しいただきありがとうございました。 

北陸産婦人科生殖内分泌フォーラム2022(2022年6月30日)

 6月30日にKKR金沢ホテルで、北陸産婦人科生殖内分泌フォーラムが開催されました。内容は一般公演3題と、富山大学 中島教授の特別公演で構成されました。普段から講演会などで、様々な知識を学べるところも大学の良いところかと思います。
 私は一般公演で「化学療法後卵巣機能不全から自然妊娠・分娩に至った症例を経験して」という演題で発表する機会を頂きました。研修医時代も通して初めての発表ということもあり、準備の段階から山崎先生や藤原教授をはじめ先生方にはたくさんアドバイスを頂きました。先生方の視点が3年目の私とは大きく異なり、「こういう視点で日々の診療をおこなっているのか」ととても勉強になりました。当日は緊張しまたが、無事に演題を終えることができました。準備期間も含め、得るものばかりでとても充実した時間でした。指導して頂き、本当にありがとうございました。
 普段は写真付きなのに、どうして今回は写真がないのかと思った方はおられますか?緊張しすぎて、ブログ用の写真を撮り忘れたのは、ここだけの話です。